MotoGP:スズキ代表、マークVDSとマシン供給に関して交渉中であると認める

 2019年に向けて、サテライトチーム結成がうわさされていたスズキだが、ファクトリーチームであるチーム・スズキ・エクスターでチームマネージャーを務めるダビデ・ブリビオ氏が、アメリカズGPでMotoGPの国際中継ピットレポーターのインタビューに応え、エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSとの間で、2019年からのGSX-RRの供給に関して交渉を進めていることを認めた。

 2015年に最高峰クラスに復帰して以来、スズキはMotoGPクラスでファクトリーチームのみに集中してきた。しかし、2016年にスズキがサテライトチーム創設のうわさが浮上。様々なチームが候補に上げられたが、ブリビオはアメリカズGPでのインタビューで交渉をしているチームがマークVDSであることを話した。

 ブリビオは「交渉を行なっている。順調のように思われるが、最終的な決断はヘレスまで待たなければならないかもしれない」

「我々はさらに多くのGSX-RRをグリッド上に並べることを期待している。マークVDSは大変興味深いチームだ。素晴らしい若手ライダーのプログラムがあり、我々にとって有益となるだろう」

 また、スズキはアンドレア・イアンノーネ、アレックス・リンスともに今年いっぱいで契約更新の時期を迎えるが、前戦アルゼンチンGPで表彰台に立ったリンスは続投の模様。

 イアンノーネに関しては契約更新するかどうか不透明で、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソらと交渉を持っているといううわさもある。

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