アーセナルは20日、アーセン・ヴェンゲル現監督の今季限りでの退任を発表した。
同クラブMFメスト・エジルはこの一報を受け、同監督に対する感謝の言葉を口にしている。英『sky SPORTS』が伝えた。
「僕がアーセナルに来たのは、彼の存在があったからだ。僕を信じてくれた彼の下でプレイできたことを誇りに思う。彼は多くのタイトルを勝ち取り、何人もの素晴らしい選手を育て、常に優れたフットボールを実践してきた。それに彼は誠実で、尊敬されるべき人間だと思う。素晴らしい人間性を持つ彼の下で、誰もがプレイしたいと思っているはずさ」
また、同選手は2月に同クラブと新契約を結んだ経緯について言及。同監督の慰留や後押しがあったことを明かしている。
「彼は僕の残留を望んだ監督だ。だからこそ居心地が良く、このクラブを去ろうとは思わなかった。僕のようなクリエイティブな選手に、彼は自由を与えてくれたんだ。自分のプレイ(自分が得意とするプレイ)に専念するよう言い聞かせてくれたしね。このようなことを言われれば、誰だって彼のためにプレイしたいと思うはずさ」
2013年にアーセナルに加入したエジル。同クラブ加入以降も持ち前の正確なパスを活かし、アシストを量産。3度のFAカップ制覇に貢献している。自身のプレイスタイルに理解を示し、持ち味を引き出してくれた恩師と過ごせる時間はあと僅かだが、同監督にひとつでも多くの勝利をプレゼントできるだろうか。
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