レアル・マドリードは25日にチャンピオンズリーグ準決勝1stレグでバイエルンと対戦する。レアルはここまでパリ・サンジェルマン、ユヴェントスと厄介な敵を相手にしてきたが、バイエルンも優勝候補の一角だ。簡単な戦いにはならないだろう。
また、レアルには少しばかり逆風が吹く可能性も考えられる。現在レアルはチャンピオンズリーグを連覇しており、クラブのサポーター以外のサッカーファンはそろそろレアルが負けるところが見たいと考えているのではないか。スペイン『as』によると、DFラファエル・ヴァランもレアルの負けを求める者が一定数いることを理解しており、それでもサポーターの声援を力にバイエルン撃破へ向かう考えを明かしている。
「多くの人が僕たちの負けるところを見たがっているのは間違いないよ。ただ、大多数というわけではない。サポーターの愛を感じているし、レアルが世界的に愛されているクラブだと分かっている。近年はチャンピオンズリーグで良い結果を残しているから、中には僕たちが負けるところを見たがる人たちもいる。ただ、それもフットボールの一部だ。バイエルン相手に僕たちが敗れることを人々が待っていることを分かっているし、昨季以上にタフなものとなるだろう。ただ、批判している人たちは大多数ではない。多くの人が僕たちの背中を押してくれているよ」
レアルは3連覇を目指しているが、連覇すら前例がなかったこの大会において3連覇を求めるサッカーファンはそれほど多くないだろう。ヴァランの言葉通り王者の変更求める者もいるはずだ。レアルにとっては難しい状況と言えるが、そんな流れも吹き飛ばしてファイナルへ駒を進められるだろうか。
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