諫早商高生が音楽でサポーター歓迎 V長崎戦

 サッカーJ1のV・ファーレン長崎のホーム戦に合わせ、長崎県諫早市の県立諫早商業高は22日から、同市永昌東町のJR諫早駅前で歓迎セレモニーを始めた。初回は、吹奏楽部が軽快なポップス曲を披露し、試合会場のトランスコスモススタジアム長崎(宇都町)に向かうサポーターを“音”でもてなした。
 同校は本年度から3年間、「ふるさと教育」の推進を目指す県教委の高校生育成事業の指定校に選ばれ、学校全体で地域と協働したボランティア活動に取り組む。生徒たちは今後、V長崎のホーム戦ごとに多彩な活動を展開する方針。
 そろいの法被姿の吹奏楽部34人は、人気曲「さくらんぼ」「風になりたい」などをリズムに乗って演奏。3年の濱口紗希部長(17)は「諫早の町を盛り上げ、訪れる人に楽しんでほしい」と笑顔を見せた。次回28日はバトン部が登場する予定。

「ようこそ諫早へ」と横断幕を掲げ、演奏する諫早商業高吹奏楽部=諫早市、JR諫早駅前

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