先週末に行われたJ1第9節の大一番、ガンバ大阪対セレッソ大阪戦。
背水の陣で臨んだG大阪はファン・ウィジョのゴールを守り抜き、今季J1での2勝目をあげた。
絶対に負けれられない状況で、絶対に負けられない相手を迎えたこの日のG大阪。
パナソニックスタジアム吹田に押し寄せたサポーターも随分と気合いが入っており、その熱量はTV中継を通しても十分伝わってきた。
そんな情熱的なG大阪サポーターが、この日の試合で最後に歌ったチャントはこれだった。
1-0でリードし迎えた後半アディショナルタイムあたりから、G大阪のサポーターは「俺たちが大阪さ 青と黒 俺らだけ」というチャントを繰り返し歌っていたのだ。
これはG大阪ファンにとってはお馴染みのチャントではあるが、そのメッセージ性はJリーグに遅れて加盟してきたライバルチームを強く意識したものである。
スタジアム中に響き渡る歌声は実に統制が取れており、ファンとしてもさぞ心地良かったはず。その一方で、リードを許していたC大阪のサポーターとしては屈辱的なものであったことは間違いない。