エンゼルス・大谷がメジャー初の4番でライト前ヒット

【ジャイアンツ4-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

前日の試合で連敗を「4」で止めたエンゼルスはジャイアンツ3連戦の3戦目で打順を入れ替えを行い、なんと4番には大谷翔平の名前があった。ここまで打率3割越え、スタメン出場すれば最低1本はヒットを打ってくれるという期待感もあり、メジャーで初めてのクリーンナップを任されることになった。

その大谷に立ちはだかるのはトルネード投法のジョニー・クエイト。これまでの3試合登板で20イニングを投げてわずか1失点と抜群の安定感をみせている。初回、2死一塁の場面で大谷と初対決。スライダーやフォーシームで攻められた大谷は最後、クエイトの武器であるチェンジアップにタイミングを狂わされ空振り三振に倒れた。第2打席はすべてチェンジアップで3球三振となった。

そして迎えた6回裏の打席ではカウント2-2からの5球目のチェンジアップをライトへと運んで今試合初安打を記録。最終的に4打数1安打の成績で勝利には結びつかなかったものの、メジャーという最高峰の舞台で打線の中軸を経験したことは今後のプレーにも好影響を与えることだろう。

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