ドジャースが逆転勝ちでナショナルズ3連戦に勝ち越し

【ナショナルズ3-4ドジャース】@ドジャー・スタジアム/p>

昨季メジャー最多の104勝をマークしたドジャースは、逆転勝ちが非常に多いのが特徴だった。104勝の約45%にあたる47勝が逆転勝ちだったのだ。今季ここまで9勝10敗となかなか波に乗れない戦いが続いていたドジャースだが、日本時間4月23日のナショナルズ戦に得意の逆転勝ちを収め、3連戦を2勝1敗で勝ち越し。「ビハインドでも選手たちが戦い続けてくれた。(逆転勝ちは)チームが正しい方法で戦っていることの証だ。こういう試合がもっと増えるといいね」とデーブ・ロバーツ監督は今日の試合を振り返ったが、今季の成績を10勝10敗としてようやく勝率5割に到達したドジャースは、地区6連覇に向けてここから新たなスタートを切る。

5回までナショナルズ先発のジェレミー・ヘリクソンに無得点に封じられ、6回表終了時点で3点のビハインドを背負っていたドジャースが反撃を開始したのは6回裏だった。二塁打と四球で一死一、二塁のチャンスを作り、ヤスマニ・グランダルの2点タイムリー二塁打で1点差。ここでナショナルズはサミー・ソリスにスイッチしたが、コディ・ベリンジャーがタイムリー二塁打で続き、瞬く間に同点に追い付いた。7回裏にはナショナルズ3番手のトレバー・ゴットから一死一、三塁のチャンスを作り、コリー・シーガーがきっちり犠牲フライを打ち上げて勝ち越しに成功。このリードをトニー・シングラーニ、ペドロ・バイエズ、ケンリー・ジャンセンのリレーで守り抜き、勝率5割復帰を達成した。地区首位のダイヤモンドバックスが快進撃を見せるなか、地区5連覇中のドジャースはどのように食らいつき、追い抜いていくのか。今後の戦いに注目だ。

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