秦野市曽屋の自然観察施設「くずはの家」が今月、開館20周年を迎えた。29日に「春のつどい」を開催し、節目を祝う。
くずはの家は1998年4月、広さ17ヘクタールの「葛葉緑地」内に開館した。緑地は87年、「かながわのナショナル・トラスト第1号」に指定された。葛葉川が流れ、草木804種類の豊かな緑だけでなく、鳥100種類、虫584種類、哺乳類16種類など多種多様な生き物が確認され、市民の憩いの場となっている。
29日の春のつどいは午前9時半から午後4時まで。入場無料。クイズイベントや歴史をたどる写真展、記念植樹などが行われる。秦野名水で作った紅茶やコーヒーを提供する名水喫茶も企画している。
問い合わせは、くずはの家電話0463(84)7874。