23日にFA杯準決勝でサウサンプトンと対戦したチェルシーではDFを次々とかわして先制点を決めたFWオリヴィエ・ジルーなどに注目が集まるが、この試合でも相変わらず中盤で効果的な働きを見せたMFエンゴロ・カンテを忘れてはならない。
レスター・シティに在籍していた頃からそうだったが、カンテは中盤で走り回って相手の攻撃を何度も潰してみせた。さらに最近は攻撃時にもボールを自らドリブルで運ぶシーンも増えており、速攻時にも威力を発揮できる選手になってきた。
英『Daily Mail』はレスター時代からカンテが潰し屋として機能していたが、今ではオールラウンダーになったと称賛。「サウサンプトンの攻撃を止めるだけでなく、チームの攻撃を組み立てるところでも継続的に貢献していた」と評価している。
世界トップレベルの運動量と奪取力でボールを奪い、そこから1人でボールを持ち運べるとなれば脅威のMFだ。得点数があまり多くないため目立ちにくいが、指揮官アントニオ・コンテにとって最も外せない選手と言えるのではないだろうか。
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