右肩痛のため２軍で調整中のベイスターズの梶谷隆幸外野手（２９）が２４日の広島戦から今季初めて１軍復帰することが２３日、チーム関係者の話で分かった。
梶谷は慢性的な右肩の痛みに悩まされ、今季は春季キャンプから主に２軍で調整。１軍のオープン戦に４試合出場したものの、３月２４日の西武戦を最後に戦列を離れ、その後は約３週間、２軍でも実戦に出られない状態が続いていた。
今月１７日のＪＲ東日本との交流試合で実戦復帰を果たすと、いきなり２点本塁打をマーク。２２日の２軍ヤクルト戦では「３番・右翼」でフル出場して４安打２打点の固め打ち。実戦４試合で８打数６安打６打点の好成績を収め、「コンディションは上がっている。あとは呼ばれるのを待つだけ」と手応えを口にしていた。
昨季まで定位置だった右翼には開幕からルーキー神里が定着しつつあり、今後は激しいポジション争いが予想される。俊足強打の梶谷の復帰で野手陣の層はさらに厚くなり、首位に立つチームをさらに勢いづける。
