【MLB】ドジャース39歳が見せた華麗な“ジャンプ”が話題に「まるでバレリーナ」

ドジャースのチェイス・アトリー【写真:Getty Images】

22日のナショナルズ戦でアトリーが、足元に来た投球をバントで回避

 ドジャースのベテラン内野手チェイス・アトリーが22日(日本時間23日)の本拠地ナショナルズ戦で、ミュージシャンも顔負けの華麗な“プレー”を披露した。MLB公式ツイッターでは、39歳内野手の軽快な動きを動画で紹介。ファンは「パンクロックのギタリストのようなジャンプ」と大いに盛り上がった。

 このプレーが起きたのは5回だった。この日「7番・二塁」でスタメンに名を連ねたアトリーは、1死走者なしで第2打席に立った。1ストライクからの2球目、ナショナルズの先発ジェレミー・ヘリクソンが投じたスライダーは引っ掛け気味となり、アトリーの足元付近へ向かった。

 バントの構えに入る動きを見せていたアトリーは慌てて投球に反応。後ろに下がって避けるのかと思いきや、前に向かって小さくジャンプ。ボールはアトリーの股の間を抜けてキャッチャーミットへと収まった。

 ヒラリとボールをかわす姿は、ギターを持ちながらジャンプするミュージシャンさながら。39歳のベテランが見せた華麗な身のこなしに、MLBの公式ツイッターにはファンから驚愕と称賛のコメントが相次いだ。

「パンクロックギタリストのジャンプ」

「最も軽快なベテラン!」

「驚いた!」

「まるでバレリーナ」

「アトリーは野球選手だぞ!!!」

「こんなの見たことないよ、ハハ」

「チェイス・アトリー、君は最高だ」

「あの小さなジャンプ!」

 メジャー17年目、MLB通算1867試合出場を誇るベテランだが、動きは軽快そのもの。今季はここまで17試合に出場し打率.302をマークするなど、まだまだ健在といえそうだ。

(山岡則夫 / Norio Yamaoka)

山岡則夫 プロフィール
 1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。Ballpark Time!オフィシャルページにて取材日記を定期的に更新中。

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