好調・カラスコがまたも好投 インディアンス3連勝

【インディアンス2-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

開幕からの4先発で3勝0敗、防御率2.60と好投を続けているカルロス・カラスコ(インディアンス)が日本時間4月24日のオリオールズ戦で今季5度目の先発登板。2回裏に3安打を浴びて1点を失ったものの、その後はオリオールズに得点を与えず、8回裏一死からティム・ベッカムにヒットを許してアンドリュー・ミラーにマウンドを譲るまで、81球を投げて被安打6、奪三振7、与四球2、失点1の安定したピッチングで今季4勝目(0敗)をマークした。インディアンスは2回表にヨンダー・アロンゾの5号ツーランで2点を先制。リードを最後まで守り抜き、3連勝で地区首位をキープしている。

4連戦の最終戦となったこの試合は、カラスコとケビン・ゴーズマンの両先発による緊迫した投手戦が展開された。オリオールズ先発のゴーズマンもカラスコに負けじと好投し、2回表にアロンゾの一発で先制を許したとはいえ、8回107球を投げて打たれたヒットは4本だけ。7回表にはアロンゾ、ヤン・ゴームス、ブラッドリー・ジマーを三者連続で三球三振に斬って取り、今季メジャー初となる「Immaculate inning(完全イニング)」を達成した。インディアンスは8回裏一死からミラーを投入してピンチを脱し、9回裏はクローザーのコディ・アレンが三者連続三振の快投。鉄壁の必勝リレーで1点リードを守り抜き、オリオールズ4連戦を3勝1敗で勝ち越した。

© MLB Advanced Media, LP.