モンカダ3安打&アブレイユ4安打 Wソックス打線爆発

【マリナーズ4-10ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ホワイトソックスが最後に勝利してから12日間、7試合が経過。この期間中、3試合が悪天候により中止になる不運もあったが、7連敗の間、ホワイトソックスは16得点・61失点と絶不調に陥っていた。しかし、本拠地でのマリナーズ3連戦の初戦では暗い雰囲気を一掃するかのように序盤から打線が爆発。マリナーズ先発のマイク・リークに猛攻を浴びせ、2回までに大量7点を先行した。リードオフマンのヨアン・モンカダはサイクル達成まであとシングルだけに迫る3安打の活躍。主砲のホゼ・アブレイユは2本塁打を含む4安打3打点の大活躍を見せた。最終的には18安打10得点の猛攻でマリナーズに大勝。7連敗をようやくストップさせた。

10対4で快勝を収めた試合後、ホワイトソックスのリック・レンテリア監督は「今日の勝利には単なる1勝以上の価値があると思う」と語った。7連敗のうち、打線は6試合で2得点以下に封じられ、逆に投手陣は4試合連続で2桁失点を喫するなど大炎上。投打とも戦力不足を露呈するなかで、今日の快勝は若手が多いチームにとって大きな自信になるとレンテリアは考えているのだろう。負傷交代したアビサイル・ガルシアに代わって出場したトレイス・トンプソンを含め、出場した野手10名全員がヒットを放ち、今季最多の18安打。大量援護に守られた先発のマイケル・フルマーは6回2失点で今季初勝利をマークした。今日のような試合を続けていけば、才能豊かな若手の多いホワイトソックスはさらに勢いに乗っていけるに違いない。

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