初先発・ビューラーが5回無失点 ドジャースが接戦制す

【マーリンズ1-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは今季初登板の有望株ウォーカー・ビューラーがメジャー初先発のマウンドに臨んだ。初回に二死満塁のピンチを切り抜けると、その後はマーリンズ打線に二塁を踏ませないピッチング。球数が多くなったため、5回89球で降板したものの、被安打4、奪三振5、無失点の堂々たるピッチングで先発投手としての役割をしっかり果たした。メジャー初先発のビューラーを援護したい打線は、4回裏にキケ・ヘルナンデスの3号ソロで先制。8回表にリリーフ陣が同点に追い付かれ、ビューラーの白星をフイにしてしまったが、8回裏にコディ・ベリンジャーの犠牲フライで勝ち越しに成功し、2対1で接戦をモノにした。

先制弾を放ったヘルナンデスは「ウォーカー(・ビューラー)は衝撃的なピッチングを見せてくれたね」と有望株右腕のピッチングを振り返った。コリー・シーガーに代わって「2番・遊撃」で先発出場したヘルナンデスは、先制弾を放っただけでなく、再三にわたる好守でビューラーをサポート。「彼には素晴らしい才能がある。もっと多くのことを期待できるんじゃないかな。彼の活躍をこれから長く見ることができるといいね」と有望株右腕のさらなる活躍に期待を寄せた。デーブ・ロバーツ監督は「必要なときに必要なボールを投げることができていたね」とビューラーの落ち着いたピッチングを評価。ドジャースはビューラーの好投もあり、今季初めて白星が先行した(11勝10敗)。

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