24日にチャンピオンズリーグ・準決勝1stレグが行われ、リヴァプールがホームにローマを迎え入れる。試合に先立って行われた記者会見に、ローマとリヴァプールの両指揮官が出席。ユルゲン・クロップ監督とエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が、この会見で放ったジョークが話題となっている。
両クラブの公式サイトなどによると、敵将であるディ・フランチェスコ監督と似ているところについて聞かれたクロップ監督は「私たちは両方とも眼鏡をかけているよ。そして、悪そうな髭も生えている。そんなところかな」とジョークを飛ばした上で「私たちはビッグクラブへたどり着くまでに、似たようなキャリアを持っていてる。小さなクラブからスタートし、大成功を収めた。プレイスタイルについては話したくないが、優れた組織を持っているね」と話した。
これを受けて、ディ・フランチェスコ監督は「クロップのメガネや髭についてのジョークは、非常に素敵だったと思うよ」と返しつつ「私は彼のサッカー哲学が好きだ。リヴァプールだけでなく、ドルトムントでも彼は素晴らしい指揮官であることを証明している。私は良き指導者と対戦できることが嬉しいよ。ただ、彼は似たような哲学を持った人と相見えることとなるだろうね」と語っている。
また、クロップ監督はイタリアでのキャリアについて聞かれると「私がイタリアのクラブを率いても意味がない。私ができることがあるとすれば、レストランで“スパゲッティ”を注文することぐらいだからね。この先4年間はあり得ないだろう」とコメント。一方、ディ・フランチェスコ監督もイングランドでのキャリアについて聞かれ「クロップはイタリア語で唯一“スパゲッティ”を知っていると言っていたが、私が唯一知っている英語は“ハンバーガー”かな。似たようなもんだよ」と答えている。
リヴァプールとローマの戦いは、すでに始まっている。前日会見では、先にジョークを仕掛けたクロップ監督が一歩リードといったところだろうか。はたして、実際の試合ではどちらに軍配があがるのだろうか。
●theWORLDオフィシャルニュースサイトが、サクサク読めるアプリになりました。
Android版はこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.theworldmagazine.www&hl=ja