ウィリアムソンが特大アーチでチームを勝利に導く

【ナショナルズ2-4ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ジオ・ゴンザレス(ナショナルズ)とクリス・ストラットン(ジャイアンツ)の両先発で始まった一戦は、ジャイアンツの6番打者、マック・ウィリアムソンが放った特大弾が勝敗を分けた。ジャイアンツが2対1と1点をリードして迎えた6回裏、ウィリアムソンは高めの速球を捉え、AT&Tパークの右中間最深部へ飛び込む464フィート(約141.4メートル)の2号特大ツーラン。本塁打が出にくい本拠地で、右打者がめったに打ち込むことのないエリアに特大の一発を放ち、自慢のパワーを大いにアピールした。結果的にこの一発が両軍の差となり、4対2でジャイアンツが勝利。なかなか調子が上がらないナショナルズは3連敗となった。

「打」のヒーローがウィリアムソンなら、「投」のヒーローはストラットンだ。今季は先発5番手としてスタートしながらも開幕から安定したピッチングを続け、4先発で防御率2.22を記録。今日の試合でも、味方のエラーに足を引っ張られる場面がありながら大崩れせず、7回途中までを2失点で切り抜ける力投を見せた。ストラットンのあとはサム・ダイソン、トニー・ワトソンとつなぎ、最後はクローザーのハンター・ストリックランドが締めくくって試合終了。今季2勝目(1敗)をマークしたストラットンは、今やジャイアンツに必要不可欠な戦力となっている。

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