今季のチャンピオンズリーグではバルセロナとローマ、レアル・マドリードとユヴェントスが打ち合うなど大量点の入るゲームが目立ったが、そんな中落ち着いて準決勝進出を決めたのがバイエルンだ。セビージャを相手に2戦合計2-1で勝ち上がりを決めており、8-1で勝利した1回戦のベジクタシュ戦を含め守備は安定している。
準決勝ではレアル・マドリードと対戦するが、絶好調のFWクリスティアーノ・ロナウドをバイエルン守備陣がどう抑え込むかが1つのポイントとなるだろう。独『Kicker』によるとDFジェローム・ボアテングもロナウドのことを警戒しており、どんなパターンからでも得点を奪えるパーフェクトなストライカーだとコメントしている。
「ロナウドはマシーンのような選手で、右足、左足、頭と完璧なフィニッシュを決めてくる。ロナウドほど完成されたFWはいないね。彼はいつだって試合の中でチャンスを活かしてくるし、完璧に黙らせることは難しい。彼には良い思い出と悪い思い出がある。代表チームでは彼を黙らせている。例えば2014ワールドカップで4-0の勝利を収めた時とかね。バイエルンではレアルに1度勝利したけど、2度敗れてもいる」
レアルにはロナウド、バイエルンにはロベルト・レヴァンドフスキと絶対的なエースがゴール前に構えており、どちらも一瞬の動き出しから仕留めることができる。。中盤も両チームとも豪華だが、今回は世界トップレベルの点取り屋である2人の攻防に注目すべきだろう。
●theWORLDオフィシャルニュースサイトが、サクサク読めるアプリになりました!
Android版はこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.theworldmagazine.www&hl=ja