神奈川県警ツイッターが炎上 「セクハラ」指摘で削除

 神奈川県警の公式ツイッターに職員が不適切なつぶやきを投稿したとして、5件の投稿を削除したことが24日、分かった。

 削除したのは、県警のマスコットキャラクター「ピーガルくん」が採用活動をPRする内容の19日~23日の投稿。採用関係の書類を女性とやりとりするピーガルくんが「ねーちゃん、かわいいね」「おい、ねーちゃん!!早く手を離せよ」「コッチのねーちゃんもかわいいガルね~」などとつぶやく描写があった。

 これに対し、「倫理観が皆無」「セクハラが起こっていないか本気で心配」などのコメントが多数寄せられた。不適切な内容と判断した県警が24日、関係する投稿を削除した。

 県警警務課は「女性の活躍の場を広げようという社会の風潮に逆行した内容で、猛省したい。寄せられたコメントを真摯(しんし)に受け止め、今後の投稿には一層の注意を払いたい」としている。

 県警によると、公式ツイッターは2014年5月に運用を開始。24日現在で約9300人のフォロワーがいる。これまでは担当職員が自主判断で投稿していたが、今回の件を踏まえ、投稿前のチェック体制を強化するという。

神奈川県警

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