西都夫殺害、懲役6年 「執拗で残忍」宮崎地裁判決

 昨年6月、西都市妻の自宅で夫義勝さん=当時(63)=を殺害したとして、殺人の罪に問われた無職高倉美和子被告(64)の裁判員裁判判決公判で、宮崎地裁は24日、懲役6年(求刑懲役7年)の実刑判決を言い渡した。犯行当時、「夫が浮気している」と思い込む妄想性障害により心神耗弱状態だったと認定。弁護側は執行猶予付き判決を求めていたが、争点だった量刑について犯行の残忍さなどを重視した。

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