ゴンザレスが好投 マリナーズが1対0の接戦を制す

【マリナーズ1-0ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

先発投手が役割を果たせない試合が目立つなか、マリナーズのスコット・サービス監督は「先発投手がもっとしっかり仕事をしてくれないと」と苦言を呈していた。そんななか、日本時間4月25日のホワイトソックス戦では先発のマルコ・ゴンザレスが6イニングを無失点に抑える好投。1回裏無死一、二塁のピンチを牽制刺と併殺打で切り抜けて波に乗り、6回裏二死一、三塁のピンチでもマット・デービッドソンを見逃し三振に抑えてホワイトソックス打線に得点を許さなかった。「積極的に攻めていこうと思っていた」と自身のピッチングを振り返ったゴンザレスの好投もあり、マリナーズは1対0で辛勝。連敗を2でストップさせた。

ゴンザレスら5人の投手が無失点リレーを展開するなか、貴重なタイムリーで決勝点を叩き出したのはミッチ・ハニガーだ。前日まで4試合連続本塁打を記録し、4試合で9安打を放って打率を.259から.324へと急上昇させるなど好調を維持しているハニガーは、4回表二死二塁のチャンスでセンターへのヒットを放ち、二塁走者のカイル・シーガーを本塁へ迎え入れた。ハニガーは「とにかくボールを強く叩くことを心掛けている。打球がいいところに飛んでくれてラッキーだったね」と自身の一打を振り返ったが、チームがなかなかチャンスを作れないなか、ワンチャンスをモノにした勝負強さは見事だった。この打席以外は3三振に終わり、連続試合本塁打を伸ばすことはできなかったが、チームに勝利をもたらす貴重な一打だった。

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