サバシアの力投を4本塁打で援護 ヤンキース4連勝

【ツインズ3-8ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

3連勝中のヤンキースは通算236勝の実績を誇るベテラン左腕・CCサバシアが故障者リストから復帰後2度目の先発登板。立ち上がりにエラー絡みで先制を許したものの、2回以降はほとんど走者を出さない安定したピッチングでツインズの攻撃を封じ、6回1失点(自責点0)という見事なパフォーマンスで今季初勝利をマークした。サバシアはこの試合での4奪三振を加えて通算2857奪三振となり、ジム・バニング(通算2855奪三振)を抜いて歴代17位に浮上。打線は4本塁打などで序盤から効果的に得点し、ベテラン左腕の力投をしっかりサポートした。

今季ここまで防御率1.63をマークしていたホゼ・ベリオスと対戦したヤンキース打線は、1点ビハインドの2回裏にゲーリー・サンチェスの4号ソロで同点に追い付き、3回裏にディディ・グレゴリアスが勝ち越しタイムリー。4回裏にはグレイバー・トーレスがメジャー初打点となるタイムリーを放ち、5回裏にはグレゴリアスの8号ソロでリードを4点に広げた。ベリオスを5回途中5失点でノックアウトしたヤンキース打線は、7回裏にアーロン・ジャッジの7号ソロとサンチェスのこの試合2本目となる5号ツーランでさらに3点を追加。リリーフ陣が2点を失ったものの、8対3で勝利を収め、4連勝を飾った。なお、ジャッジは通算204試合目で通算63本塁打のメジャー最速記録を樹立。サンチェスが通算196試合目で通算9度目の複数本塁打試合を記録したのは史上初の快挙となった。

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