エンゼルスがアストロズに逆転勝利も大谷は勝敗つかず

【エンゼルス8-7アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

エンゼルスの大谷翔平は、日本時間4月25日に敵地ミニッツメイド・パークで行われたアストロズ戦に先発。2017年ア・リーグMVPのホゼ・アルトゥーベから2三振を奪うなど、昨季のワールドシリーズ王者を相手に力投を見せ、6回途中までに7三振を奪った。しかし、5四球を与えるなど球審のストライクゾーンに苦しみ、6回裏一死一塁となったところで球数が98球に達したため降板。直後に2番手のホゼ・アルバレスがブライアン・マッキャンに2号逆転ツーランを浴びたため、白星を手にすることはできなかった。今季4度目の先発登板は5回1/3を投げて被安打6、奪三振7、与四球5、失点4という内容だった。

6回裏に逆転を許したエンゼルスは、直後の7回表に打線が奮起した。アストロズ3番手のジョー・スミスに対して、一死からイアン・キンズラーが四球を選んで出塁し、二死後にジャスティン・アップトンがヒットで繋いで一、二塁。ここでアルバート・プーホルスが通算2993安打目となるタイムリーを放って5対5の同点とした。さらに二死二、三塁のチャンスでアンドレルトン・シモンズがこの日2本目の本塁打となる3号勝ち越しスリーラン。7回裏に1点差に迫られたものの、リリーフ陣がなんとかリードを守り抜き、エンゼルスはアストロズに連勝して3連戦の勝ち越しを決めた。なお、2本塁打を放ったシモンズは3安打5打点の大活躍だった。

© MLB Advanced Media, LP.