人に薦めたい本とその理由を発表し合った後、投票で最も読みたい本を決める「ビブリオバトル」が23日、横浜市青葉区のビオラ市ケ尾地域ケアプラザで開かれ、20人余が「春」をテーマにお薦めの一冊を語り合った。
同プラザで毎月第4月曜日に、主婦やシニア世代など13人で活動しているサークル「青葉ビブリオバトラーズ」が公開で開催した。
5人の「バトラー(発表者)」が、小説や京都の旅案内などの書籍を5分間で推薦・発表。質疑応答の後で参加者全員の投票で、メンバーの小田奈緒美さんが薦めた経済書の「お金2・0」が参加者の興味を引いて「チャンプ本」に選ばれた。
共同代表の一人、藤田玉恵さんは「バトルというと争い事のような印象を持たれがちだが、和気あいあいとしたコミュニケーションゲームなので、気軽に入会してほしい」と呼び掛けていた。
問い合わせは同プラザ電話045(308)7081。