ブレーブスの超有望株・アクーニャJr.がメジャー初昇格へ

ついにこの時が来たと言ってもよいだろう。現在、ナ・リーグ東地区3位のブレーブスに朗報だ。MLB.comで発表されている有望株ランキングトップ100ではエンゼルス・大谷翔平に次ぐ第2位、球団内トップ30では第1位のロナルド・アクーニャJr.が日本時間4月26日のレッズ戦からメジャーデビューすると発表された。

アクーニャJr.はベネズエラ出身の20歳で右投右打の外野手、主にセンターを守る。2015年に契約を交わすと1年目はルーキーリーグで55試合に出場し打率.269 4本塁打 18打点 16盗塁と打って走れる大物選手としての片鱗をみせた。その後は順調に昇格していき、昨年は開幕は1A+からのスタートも一気に3Aまで駆け上がり、1年通じての成績は139試合で打率.325 21本塁打 82打点 44盗塁だった。

シーズンオフになるとアリゾナ秋季リーグに参加し、本塁打王と最多得点に輝く。そして迎えた今季の春季キャンプでは16試合に出場し打率.432 4本塁打 11打点 4盗塁の大活躍で開幕ロースター入りは確実なものとされていた。しかし、球団が彼がFAになる期間を1年間遅らせる措置(※メジャーに172日間在籍すれば1年間在籍とカウントされるが、4月13日以降に登録となればアクーニャJr.がFAになる年が1年遅れる)のために開幕は3Aで迎えることになった。

日本時間4月24日時点で3Aでは17試合に出場し打率.232 1本塁打 2打点 4盗塁と低調ではあるものの、メジャー昇格が決定。ブレーブスではレフトとして起用される見込みだ。既に有望株選手の中では大谷をはじめ、ヤンキースのグレイバー・トーレスもメジャーデビューを果たしている。多くのファンがアクーニャJr.の初打席に注目していることだろう。明日のブレーブス対レッズは日本時間7時40分から試合開始だ。

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