リヴァプールは24日、チャンピオンズリーグ・準決勝1stレグでローマをホームへ迎え入れ、5-2の勝利を収めた。この結果、2006-07以来11シーズンぶりの決勝進出へ大きく近づいている。
試合後、英『BT Sport』のインタビューに応じたリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は「80分間はほとんど完璧な試合だったね。ただ、守備で1つのミスを犯してしまった。あのPKはPKじゃなかったと思うが、現状は我々は5-2で勝っている。5-0、5-1であればもっと満足していたかもしれないが、5-2というのは素晴らしい結果だよ。アウェイでも再びトライしていきたい」と1stレグを振り返った。
そして「相手の背後を取れるようになったから、完全に試合の流れが変わったね。彼らは我々に対処することができなかった。もっと多くのゴールを決めることができたかもしれない。しかし、試合全体を通してポジティブな内容だったと思う。ただ現在は、ポジティブな感情はないかな。2つのゴールを許してしまったからね」と述べている。
さらに、負傷交代を余儀なくされたアレックス・オックスレイド・チェンバレンについて「彼はおそらく、非常に悪い状態だ。これは我々にとってバッドニュースだよ。これからの何試合かも、創造性が必要となってくるからね」と明かした。
3点差の勝利で圧倒的に優位な立場に立ったリヴァプールだが、終盤の2失点でローマの希望をつないでしまったのもの事実。準々決勝のバルセロナ戦で3点差をひっくり返す奇跡を起こしている相手だけに、2ndレグも気の抜けない戦いとなりそうだ。
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