現在チャンピオンズリーグを連覇しているレアル・マドリード最大の強みは、その経験だ。連覇も簡単に成し遂げられたわけではなく、幾度か敗戦の危機をギリギリのところで回避してきた。その積み重ねはレアルの選手たちにとっての自信となっている。
UEFAによると、MFトニ・クロースもあらゆるシチュエーションを経験してきたからこその強みがあると主張する。難しい状況でも対処法を知っているため、不要に慌てることがない。それがレアル最大の強みなのだ。
「このコンペティションは最も勝利するのが難しい。恐らく何か特別な力が僕たちに働くのだろう。CLの戦いでは常に情熱があり、特にベルナベウではそうだ。それは僕たちのパフォーマンスを見れば分かるはずさ。多くの選手たちが数々のビッグゲームを戦っているから、僕たちは難しい状況でも落ち着いていられる。どの相手でも倒し方を理解しているからね。リードしていない時でも、僕たちはゲームを変えられる。僕たちにはあらゆるシチュエーションに対する経験があるんだ。心配することはないね」
今回準決勝で対戦するバイエルンも経験豊富なチームだが、レアルにはもう1ランク上の経験があると言っていいかもしれない。レアルの3連覇だけは阻止しようとバイエルンも燃えているはずだが、難しい敵地での1stレグを試合巧者レアルはどう凌ぐのか。
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