V・ファーレン長崎 破竹の4連勝 磐田に粘り勝ち 9位浮上

 明治安田J1第10節(25日・ヤマハスタジアムほか=9試合)V・ファーレン長崎は磐田に2-1で競り勝ち、4連勝。通算成績は4勝2分け4敗(勝ち点14)で、前節の11位から9位に浮上した。
 V長崎は0-0の後半30分、CKのこぼれ球をDF田上が押し込んで先制。36分はMF澤田のクロスをFWファンマが右足ボレーで仕留めた。ロスタイムに磐田のFW川又にPKを決められたが、1点差で逃げ切った。
 首位の広島はFC東京に1-3で敗れて今季初黒星を喫し、連勝が5で止まった。勝ち点は25のままで、2位のFC東京は同19。3位の川崎は鳥栖に2-0で快勝し、同18とした。鳥栖は5連敗。札幌は横浜Mに2-1で逆転勝ちし、7戦負けなしで4位をキープ。C大阪は清武の2ゴールで仙台を2-1で下し、オリベイラ新監督の浦和は柏に0-1で敗れた。湘南はG大阪を破り、清水は名古屋を退けた。名古屋は7連敗。鹿島-神戸は引き分けた。
 第11節は28、29日、各地で9試合を実施。V長崎は28日午後1時から、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で広島と対戦する。

【磐田―V長崎】4連勝を飾ったV長崎。試合終了後、GK徳重(左)と先制点を挙げたDF田上が抱き合って喜ぶ=静岡県磐田市、ヤマハスタジアム

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