「7-2で勝てた」 チャンス活かせずバイエルンDF嘆き

1-2で敗れたバイエルン photo/Getty Images

バイエルンとしては受け入れ難い結果だろう。25日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグでホームにレアル・マドリードを迎えたバイエルンは、ゲームをある程度支配できていたにも関わらず1-2で敗れてしまった。何よりアウェイゴールを2点も与えてしまったのが痛い。

また、この日はチャンスを効果的に得点へ結び付けることができなかった。左サイドのフランク・リベリを中心に何度か決定機と呼べるものもあったが、ゴール前でレアル守備陣にクリアされ続けた。独『SPOX』によれば、負傷したジェローム・ボアテングに代わって出場したDFニクラス・ズーレは試合後、「僕たちが5-2で勝っていても誰も不満はなかったはず」と振り返っている。それだけ得点を奪うチャンスがバイエルンにはあった。

さらに先制点を決めたDFジョシュア・キミッヒも、「7-2で勝てた」と振り返っている。前半早々にアリエン・ロッベンが負傷してしまったのも大きく、ロッベンがいればもう少し右サイドからも攻撃を展開できたはずだ。どこか崩しの部分をリベリに頼ってしまったところがあり、バイエルンの攻撃は決してアイディアが豊富だったとは言えない。

2つの失点も完璧に崩されたわけではなく、ミスをしなければ防げたはずだ。敗戦の結果以上に嫌な形で1stレグを終えることとなり、選手もサポーターもモヤモヤしたものを感じていることだろう。

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