有望株・アクーニャJr.がデビュー ブレーブス逆転勝利

【ブレーブス5-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

大谷翔平(エンゼルス)と並ぶメジャー屈指の若手有望株として大きな注目を集めているロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が、日本時間4月26日のレッズ戦に「6番・レフト」で先発出場し、メジャーデビューを果たした。最初の2打席は外野フライ、第3打席は見逃し三振に倒れたものの、8回表の第4打席でセンター前への記念すべきメジャー初安打。アクーニャJr.はその後、カート・スズキのタイムリーで同点のホームを踏んだ。ブレーブスは9回表にヨハン・カマルゴのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、5対4で逆転勝利。スーパースター候補生のアクーニャJr.はメジャーリーガーとしてのキャリアを勝利でスタートした。

逆転勝利を収めたブレーブスは、アクーニャJr.のみならず、多くの若手選手が活躍した試合となった。21歳のオジー・アルビーズは5回表に7号ソロを放ってメジャー最多の長打数を17本に伸ばし、1998年のチッパー・ジョーンズらと並ぶ4月の球団最多タイ記録を樹立。24歳のカマルゴは9回表の勝ち越し打を含む2本のタイムリー二塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。先日マイナー契約で加入したベテランスラッガー、ホゼ・バティースタの近日中のメジャー昇格が噂されるなど、徐々に役者が揃ってきた感のあるブレーブス。今季ここまで13勝10敗と期待以上の健闘を見せているが、アクーニャJr.らの活躍次第ではさらにナ・リーグ東部地区の優勝争いを盛り上げてくれるかもしれない。

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