好調・ベッツが先頭弾&逆転弾 Rソックス連敗ストップ

【レッドソックス4-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

17勝2敗というロケットスタートを切りながら、ショーン・マネイア(アスレチックス)にノーヒッターを喫したのをきっかけに3連敗中だったレッドソックス。しかし、日本時間4月26日のブルージェイズ戦では、今季絶好調のムーキー・ベッツが先頭打者アーチと逆転弾の2本塁打でチームを勝利に導き、レッドソックスの連敗は3でストップした。「新しい打撃コーチや(新加入の)J.D.マルティネスからたくさんのことを学んでいる」というベッツは、今季ここまで打率.350、8本塁打、OPS1.192と絶好調。MVP投票2位にランクインした一昨年を上回る自己最高のシーズンを過ごす可能性もありそうだ。

ベッツは初回に自身が持つ球団記録を更新する通算14本目の先頭打者アーチを放ち、1点ビハインドの7回表には逆方向への8号逆転ツーラン。アレックス・コーラ監督は「2本とも良いスイングだった。特に逆方向への一発は素晴らしかったね」とベッツの活躍を絶賛したが、監督就任後初めての連敗が続いていただけに、「今夜の彼は素晴らしい活躍だった。彼がチームにいてくれて良かったよ」という言葉は本音だろう。ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督も「彼は球界のトップにいる選手だよ。毎年のようにMVP候補になる選手だし、多くの選手とは違うレベルにいる」と敵軍のリードオフマンを手放しで称賛。なお、前日にサヨナラ本塁打を浴びたクレイグ・キンブレルは、1点リードの9回裏を三者凡退に抑え、今季6セーブ目をマークした。

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