ブリュワーズの快進撃が止まらない!3年ぶりの8連勝

【ブリュワーズ6-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ブリュワーズが日本時間4月26日のロイヤルズ戦に6対2で快勝し、3年ぶりの8連勝を達成した。ブリュワーズの快進撃を説明するスタッツはいくつもあるが、クレイグ・カウンセル監督は「14」という数字を強調する。この連勝中、ブリュワーズの投手陣は相手チームに8試合で14得点しか許していないのだ。特に救援陣は28イニング連続無失点を継続中。この試合でもカウンセルは先発のヨーリス・チャシーンをわずか64球で交代させ、4人のリリーバーを投入してリードを守り抜いた。

7連勝中のブリュワーズは4回表にトラビス・ショウのタイムリー二塁打と2本の犠牲フライなどで4点を先制。先発のチャシーンは直後の4回裏にマイク・ムスターカスに7号ソロを浴び、6回裏には一死二、三塁のピンチから内野ゴロの間に1点を失ったものの、ロイヤルズ打線の早打ちにも助けられ、6回途中2失点と先発の役割を果たした。「ロイヤルズ打線は本当に積極的だったね」とチャシーン。「彼らは初球か2球目を積極的に打ってきた。たぶん、今季ここまで僕の与四球が多かったから、僕が積極的にストライクを投げようとすると考えて、積極的に打ってきたんだろうね。素早くアウトが取れて助かったよ」と自身のピッチングを振り返った。

ブリュワーズは6回裏二死から継投に入り、ダン・ジェニングス、ジェイコブ・バーンズ、ジョシュ・ヘイダー、テイラー・ウィリアムスの4投手が合計3回1/3を投げて無失点。8回表にはヘスス・アギラーのタイムリーなどで2点を追加し、勝利を決定づけた。

カウンセルは「ブルペン陣はお互いに刺激し合いながら、素晴らしい仕事をしてくれている。一人の投手が無失点を続けているだけでなく、ブルペン全体が無失点を続けているんだ」とチームを支えるブルペン陣の働きぶりを絶賛。ブリュワーズの快進撃は決して勢いだけによるものではなく、さらに連勝を伸ばしていく可能性も十分にありそうだ。

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