浦和、オリヴェイラ監督の初陣を白星で飾れず 過密日程による“準備期間不足”を嘆く

浦和の新指揮官に就任したオリヴェイラ監督 photo/Getty Images

浦和レッズは25日、明治安田生命J1リーグ第10節で柏レイソルと対戦した。72分に柏MF中川寛斗に均衡を破られ、浦和は0-1で惜敗。先日チームの新指揮官に就任したオズワルド・オリヴェイラ監督の初陣を、白星で飾ることができなかった。

試合後、インタビューに応じたオリヴェイラ監督は「両チームとも非常にインテンシティの高い守備をしていたので、ゴールキックのところでもつなぎにくい展開だった。今日の試合の特徴として、バックラインからグラウンダーでつなぐことが、どちらもできないほどマークが非常にタイトな試合だったと思う。ロングボールを入れて、そこからセカンドボールを拾えた方が有利な展開になった」と振り返った。

そして「本来やりたいサッカー」について聞かれると「相手がどこまでやらせてくれるのかによって、プレイの内容が決まる。我々も、もっとサイドチェンジを多用しながらサイド攻撃を仕掛けようとした。前半で少し形はできたが、それを相手に止められてしまった、という試合」と答えた上で「プレシーズンからこのチームは準備を進めてきて、途中で一度監督が替わった。それだけでも影響は大きい。私はできるだけそこに継続性を持たしながら、徐々に私の狙っていることを加えていこうと思う」と明かしている。

今後については「修正する時間はあまりない。例えば、前節のスタメンも含めた全体のトレーニングができたのは、昨日が初めてだった。昨日の時点で試合前日ですから、この連戦は準備をするのに難しい状況を作っている。チームを変えようと思えば少し時間が必要。少しずつ変化をもたらしていこうと思う」を話している。

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