1つの時代の区切りとなるのか。25日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ・バイエルン戦で輝きを放ったのはルーカス・バスケスとマルコ・アセンシオだった。BBCの一角カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイルの2人は揃ってベンチスタートとなり、バスケスは右サイドでフランク・リベリ封じ要員の1人として奮闘。アセンシオは途中出場から貴重な逆転弾を記録しており、今では彼らの方がジネディーヌ・ジダンのお気に入りとなっている。
特に出場機会がなかったベイルは今後を真剣に考えた方がいいだろう。この試合ではベンゼマが66分から出場したが、ベイルには最後まで声がかからなかった。スペイン『MARCA』は「ミュンヘンの地でジダンはウェールズ代表FWをカウントしていなかった」と伝えており、構想外との見方を示している。
決勝トーナメントに入ってからベイルが先発したのは準々決勝2ndレグ・ユヴェントス戦の1試合で、それも前半だけで退いている。同メディアは「もはやフランス人指揮官にとってベイルはキープレイヤーではなくなっており、国内リーグでの単なるローテーション要員に見える」とチクリ。BBCの一角がサブ組のいわゆる「Bチーム」の1人となってしまったわけだ。
同メディアはこれをもう1シーズン繰り返すことはできず、今夏クラブを離れる可能性がますます高くなったと見ている。ベイルは怪我の多さも気になるところで、アセンシオとバスケスが伸びていることを考えればレアルもベイルを重要な戦力と見ることは難しいだろう。
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