米空母艦載機、硫黄島で訓練へ

 防衛省南関東防衛局は26日、米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機が滑走路を空母に見立てて離着陸する陸上空母離着陸訓練(FCLP)を5月3日から13日まで、硫黄島(東京都)で行うと在日米軍司令部から通知があったと明らかにした。

 同局によると、艦載機は米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)から岩国基地(山口県)に全て移駐しており、岩国から直接硫黄島に向かい訓練する。

 天候不良などにより硫黄島で訓練を消化できない場合、代替施設として5月9~13日(午前10時~午後10時)に厚木基地を使用する可能性があるという。

 大和市の大木哲市長と綾瀬市の古塩政由市長は4月26日、厚木基地で訓練を実施しないよう、同基地を訪れ、ロイド・マック基地司令官に要請した。

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