今季イングランドサッカー協会(PFA)が発表したPFA最優秀若手選手には、マンチェスター・シティFWレロイ・サネが選ばれた。ライアン・ギグスの再来とも言われたスピードスターはチームのリーグ制覇に大きく貢献し、妥当な選出と言えるだろう。しかし、若手ばかり称賛されるのはいかがなものか。英『FourFourTwo』は若手に負けじと奮闘した32歳以上のベテラン選手にスポットを当て、今季印象的な働きを見せたベテランBEST9を作成している。
9位:ルーカス・ファビアンスキ(スウォンジー/GK/32歳)
8位:ナチョ・モンレアル(アーセナル/DF/32歳)
7位:アントニオ・バレンシア(マンチェスター・ユナイテッド/DF/32歳)
6位:スティーブン・ウォード(スウォンジー/DF/32歳)
5位:グレン・マレー(ブライトン/FW/34歳)
4位:ジェイムズ・ミルナー(リヴァプール/MF/32歳)
3位:アシュリー・ヤング(マンチェスター・ユナイテッド/MF/32歳)
2位:フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ/MF/32歳)
1位:ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ/MF/32歳)
若手最優秀選手はサネが獲得したが、最優秀ベテランもチームメイトからシルバが選ばれている。シルバ、フェルナンジーニョの2人は中盤でフル稼働し、どちらも優勝には欠かせぬ存在だった。他にはマンUのサイドバックを支えたバレンシアとヤング、サイドバックからインサイドハーフまで便利屋のごとく働くリヴァプールのミルナーもこのランキングにふさわしいだろう。
ここまで32失点と堅守を武器に7位と快進撃を見せているバーンリーを支えるウォード、このランキングで最年長となっている34歳のマレーはトッテナムFWソン・フンミンやチェルシーFWエデン・アザールと並んでリーグ戦12得点を記録している。サッカー界では成長著しい若手が注目される機会の方が多いが、経験からチームを渋く支えているベテラン選手も同様に称賛されるべきだろう。
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