サンチェスが逆転サヨナラ弾!ヤンキース6連勝

【ツインズ3-4xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

5回までノーヒットに抑えられ、9回が始まった時点でも3安打しか打てていなかったヤンキース打線だったが、ゲーリー・サンチェスが一振りでチームに劇的な逆転サヨナラ勝利をもたらした。2点ビハインドの9回裏、ヤンキースは先頭のディディ・グレゴリアスが相手のエラーで出塁し、続くジャンカルロ・スタントンの内野安打で無死一、二塁のチャンス。ここでサンチェスが内角の速球を見事に捉え、レフトスタンドへ6号逆転サヨナラスリーランを叩き込んだ。この劇的な勝利によりヤンキースはツインズ4連戦をスイープし、今季最長の6連勝。一方のツインズは泥沼の7連敗となった。

試合開始前の時点で打率.200、5本塁打、OPS.718と不振に苦しんでいたサンチェス。この試合でも最初の3打席はノーヒットに終わっていたが、第1打席であることに気付いていた。「相手が内角を攻めてきていることに気付いたんだ」。ツインズのクローザー、フェルナンド・ロドニーと対戦した第4打席では「ロドニーは良い投手で球が速い。僕は打てる球を待っていたんだ」と内角のボールに狙いを定め、狙い通りに内角に来た速球をレフトスタンドへ叩き込んだ。自身初のサヨナラ本塁打にサンチェスは「プレーオフ進出を決めたときと同じくらい嬉しいよ」と大興奮。一方、痛恨の一発を浴びたロドニーは「併殺を狙っていたんだけど、少しボールが高く行ってしまったね」と失投を悔やんでいた。

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