2人の「カイル」が活躍 ブリュワーズの連勝を止める

【ブリュワーズ0-1カブス】@リグリー・フィールド

カブスは2人の「カイル」の活躍でブリュワーズの連勝を8でストップさせた。先発のカイル・ヘンドリックスが7回94球を投げて被安打4、奪三振5、無四球、無失点と安定感抜群のピッチングを披露し、6回裏にカイル・シュワーバーが7号先制ソロ。カブスはほとんどチャンスを作れず、追加点を奪うことはできなかったものの、ヘンドリックスからカール・エドワーズJr.、ブランドン・モローと繋ぐ必勝リレーでこのリードを守り抜き、投手戦を制した。ブリュワーズは先発のチェイス・アンダーソンが7回1失点と好投したものの、カブス投手陣の前に打線が沈黙。連勝を伸ばすことはできなかった。

勝利したカブスのジョー・マドン監督は「緊張感のある良い試合だったね」と今日の試合を振り返った。両軍ともエラーはなく、四球もアンダーソンがアルバート・アルモーラJr.に与えた1つだけ。両軍ともミスはほとんどなく、レベルの高い投手戦が繰り広げられた。ブリュワーズの連勝を止めたヘンドリックスは「良いボールを投げようと集中した結果だよ。今日は1球1球に集中することができた」と自身の好投を自画自賛。抜群の制球力と得意のチェンジアップが冴えわたり、最優秀防御率のタイトルを獲得した2016年を思い起こさせるような圧巻のピッチングだった。

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