デザイン魅力マンホール 平塚、小田原、大井でカード配布

 平塚、小田原、大井の3市町は28日から、地域色豊かなデザインが魅力のマンホールのふたの写真などが掲載された「マンホールカード」を配布する。

 カードは国土交通省や民間企業などでつくる「下水道広報プラットホーム」が随時、作製。ふたの写真や実物が設置されている位置情報、デザインの由来などが記載されており、「マンホーラー」と呼ばれる愛好者らに人気を呼んでいる。

 平塚市はマンホールのふたに、市最大のイベント「七夕まつり」をデザイン=写真【1】。小田原市は歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」の「小田原・酒匂川」をモチーフにし=写真【2】、大井町のふたには町の鳥・メジロと、町の木・キンモクセイが描かれている=写真【3】。

 平塚市と大井町は2千枚、小田原市は8千枚を作製。平塚市は市観光協会(同市紅谷町)、小田原市は小田原宿なりわい交流館(同市本町)、大井町は生涯学習センター1階(同町金子)などで、それぞれ配布する。

(1)28日から配布する平塚市のマンホールカード(平塚市提供)、(2)小田原市のマンホールカード(市提供)、(3)大井町のマンホールカード(町提供)

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