ホワイトソックスが5本塁打で全得点を叩き出し勝利

【ホワイトソックス6-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムは本塁打が出にくい球場として知られているが、どうやら今季のホワイトソックス、そしてマット・デービッドソンにはあまり関係ないようだ。日本時間4月27日にカウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦で、ホワイトソックスはデービッドソンの2本を含む5本塁打で6得点を叩き出し、6対3で勝利。今季6勝16敗のホワイトソックスは、カウフマン・スタジアムでの試合に限れば3戦全勝で、なんと3試合で12本塁打を放っている。「本塁打ラッシュを見るのはとても楽しいね」と語ったルーカス・ジオリトは6回途中2失点の力投で、今季5先発目にしてようやく今季初勝利をマークした。

球団史上4人目となるヨアン・モンカダの2試合連続先頭打者本塁打が花火大会の幕開けだった。4回表にウェリントン・カスティーヨとマット・デービッドソンのソロで2点を追加し、ホルヘ・ソレアーの2号ツーランで1点差に迫られた直後の5回表にはトレイス・トンプソンが2号ソロ。6回表にはデービッドソンがこの試合2本目となる7号ツーランを放ち、リードを4点に広げた。デービッドソンは開幕戦で3本塁打を放っており、今季の7本塁打のうち、実に5本がカウフマン・スタジアムで打ったもの。「僕は自分のスイングを信じている。しっかりボールを捉えることができれば、どんな球場でもホームランを打てるんだよ」という自信がカウフマン・スタジアムでの活躍に繋がっているようだ。

© MLB Advanced Media, LP.