松浦特産キンショーメロン出荷開始 すっきり甘くいい出来

 すっきりとした甘さとシャキシャキとした食感が特長の松浦特産キンショーメロンの出荷が27日から始まった。生産者は松浦市星鹿町の牟田集荷所で箱詰めし、長崎、佐世保両市の青果市場に発送。今シーズンは玉も大きく十分な糖度でいい出来という。
 キンショーメロンの旬は4月下旬~6月上旬。JAながさき西海松浦メロン部会(辻邦彦部会長)所属の5戸が生産しており、今シーズンは例年並みの約14トンを出荷する見込み。
 出荷前には生産者が特徴的な黄色の色味や形、傷の有無などを確認。段ボールに丁寧に箱詰めしていた。辻部会長は「今年も立派なメロンができた。ぜひお買い求めいただき、味わってほしい」と話している。
 同部会は5月5、6日午前9時~午後4時(6日は午後3時まで)、松浦市志佐町の道の駅「松浦海のふるさと館」前で「キンショーメロンまつり」を開き、即売する。売り切れ次第終了予定。問い合わせは同部会(電0956・72・1144)。

色や形などの確認が終わり、出荷されるキンショーメロン=松浦市、牟田集荷所

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