スコットランドの名門レンジャーズの監督に就任するのではないかと伝えられているスティーヴン・ジェラード。
まだトップチームでの指揮経験のない彼について、かつての恩師ラファエル・ベニテスが太鼓判を押した。
英紙『Telegraph』によれば、こう述べたという。
ラファ・ベニテス(現ニューカッスル監督)
「彼には偉大な監督になるポテンシャルがあると思う。
素晴らしい選手だった。監督としてもポテンシャルがある。
どうやってプレッシャーなどに対処するかという問題さ。でも彼はうまくやると思うよ。
ゲームについての理解力もいい。彼は異なる監督のもとでプレーした、外国人監督や英国人監督のもとでね。
なので、異なるビジョンを持つことだろう。それが大事なんだ」
ラファ・ベニテス(現ニューカッスル監督)
「私は3つの異なる国で監督を務めてきた。その国でプレーする時にはその国の監督のビジョンがあり、プレースタイルがある。
他の国に行くと、全てが異なる。彼にとって、異なるアイデアを持った異なる監督のもとでプレーしたことは、ポジティブなことだと思うよ」
「トップクラスの選手で監督になってすぐに成功できる者はあまり多くない。こういうような中段階のステップ(レンジャーズ行き)は、経験的に常にいいものだ」
「彼はリヴァプールのU-18で働いているので、教えるのが好きなのは確かだろう。
彼が将来的にリヴァプールを率いたいと思っているのも確かなはずだ。
でも今は(レンジャーズでの)チャンスがあり、それは他の場所へ行って監督として自分の問題点などを学び知る機会になる。
それは彼にとってポジティブなものなるだろうと確信しているよ」