スペシャライズドから究極のトレイルバイク「スタンプジャンパー」登場!

新しいスタンプジャンパーは究極のトレイルバイクだ。まるでレールの上をすべるように走る、スペシャライズド史上、最高に万能なバイクになった。さらにエキサイティングなのは、ライダーに合わせてしっかりとチューニングできること。無意味な独自規格はすべて取り去られた。新しいスタンプジャンパー、それはトレイルバイクの新しいベンチマークとなる。

大規模なフィールドテストをフィードバックし開発

前作「スタンプジャンパー」ももちろん良いバイクでしたが、若干の剛性不足でハラハラしたセクションを心から楽しめるバイクではなかったと認めざるをえない。そこでスタンプジャンパーの限界性能を向上させるために、MTB専用の剛性テストを開発。手と足が路面から別々の動きを受けると、ライダーが不快に感じるということがわかった。

フロントエンドの剛性を最適化するために、大規模なフィールドテストを行った。 テストフレームで実走したフィードバックをもとに、フレームに更なるカーボン層を巻きつける。それを研究室でその剛性値を記録後、再びテストライダーに返却しフィールドテストを行う。この調整作業を、剛性とハンドリング性能の最適なバランスが得られるまで、何度も繰り返した。そして生まれたのが、狙いどおりのラインを、まるでレールの上を すべるかのように走れるこのバイク。これがマウンテンバイク版ライダーファースト・ エンジニアード、どのサイズでも究極のトレイルライドが可能となったのだ。 

新しいサイドアームフレーム

フレームの軽量化と剛性アップのために最大限の努力を行い、より効率的な構造である 新しいサイドアームデザインにたどり着きました。3か所あるリアエンドとリアショックのマウント部分すべてを、フレームと直接つなぐデザインにより、剛性と衝撃吸収性が大幅に向上した。つまり、フレームのたわみを最小限に抑えることで、リアサスペンションへの 悪影響を及ぼさなくなったということだ。

CAD上において、新しいデザインの3D 形状を有限要素法(FEA)で検証した結果、前作と比較した際、新設計が20%も効率的であることを証明できた。このような開発を経て、市販されている中で最も軽量なトレイルバイクのフレームが完成したのだ。

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