『FourFourTwo』は18日、「マンチェスター・シティが来季のために獲得に動くべき5選手、そして避けるべき5選手」という記事を掲載した。
今季プレミアリーグを圧倒的な強さで制覇したシティ。しかしチャンピオンズリーグではリヴァプールに敗北してしまい、まだ向上の余地があるところも見せた。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は来季のために多くの補強候補を考えているというのだが…。
その中で、改善したいのならば獲得しておくべき5名の選手とは誰か?
獲るべき!トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)
今夏トッテナム・ホットスパーを離れる可能性が高まっているアルデルヴァイレルト。
このベルギー人はトッテナム最高のDFであり、プレミアリーグにフィットしている。しかし契約交渉は打ち切られており、いい形で終わるようにも見えない。
彼はいま週5万ポンド(およそ760万円)となっている給与を引き上げたいと考えており、他のクラブならそれを実現できると知っている。
今の契約を延長できるオプションがトッテナムには存在するが、その場合同時に2500万ポンド(およそ37.77億円)の解除条項も有効にする必要がある。
獲るべき!セサル・アスピリクエタ(チェルシー)
シティは、強い時にはその状況を楽しめるが、少し崩れると守れない。守備ができる守備者が必要だ。その点で言えば、アスピリクエタ以上の存在はそういない。
彼の身長を考えれば十分以上の空中戦を持つアスピリクエタは、センターバックでもサイドバックでも、右でも左でもこなせる。
ボールを持っても安定しているし、それもグアルディオラの戦術にはボーナスになる。必ずコンパニのアップグレードとして活躍できる。
アントニオ・コンテ監督の去就がはっきりしないチェルシーは、今揺れている。ネマニャ・マティッチのことを考えれば…。
獲るべき!ダヴィド・アラバ(バイエルン・ミュンヘン)
マンチェスター・シティの獲得候補リストを作るに当たって、おそらく高く評価されるであろう選手だ。幾つもの理由がある。
まずは様々なポジションでプレーでき、それぞれの場所で優秀であるということ。左ウイング、ボランチ、サイドハーフ。
バンジャマン・メンディと争える左サイドバックは欲しいし、ヤヤ・トゥレが離れることを考えればボランチも欲しい。
グアルディオラ監督はバイエルン・ミュンヘンで彼を指導しているし、シティにもすぐ馴染めるはずだ。
デ・ブライネの右足、アラバの左足…となれば、セットプレーでも大きな武器になるだろう。
獲るべき!エデン・アザール(チェルシー)
ケヴィン・デ・ブライネ、ダビド・シルバ、ルロイ・サネ、ラヒーム・スターリング。
この攻撃的MFの中に入っていくのは誰にでも難しいことになるだろうが、エデン・アザールならば別だ。
グアルディオラの戦術にアザールが入れば、必ずスゴイことが起こるはずだ。
チェルシーは今季チャンピオンズリーグ出場権を逃す可能性があり、そうなれば彼も退団の可能性を考えるだろう。
レアル・マドリーも関心を持っているというが、おそらくグアルディオラのスタイルのほうが合致するはずだ。
獲るべき!ティモ・ヴァーナー(RBライプツィヒ)
アグエロがシティに残るのはあと1年しかない。彼の契約は2019年に終了し、その後インデペンディエンテに戻るという欲望を隠していない。
ガブリエウ・ジェズスはもちろんその長期的な後釜になるが、それだけでは厳しい。新しいストライカーが必要だ。
ティモ・ヴァーナーはライプツィヒを近いうちに離れることは間違いないと思われている。
22歳の彼は17歳の頃からドイツのリーグでレギュラーを務めており、今夏のワールドカップでもインパクトを残すはずだ。
「プレミアリーグでのプレーは夢だ。行きたい2~3のクラブがある。マンチェスター・ユナイテッドがその1つだ」と話した彼。
シティが「ユナイテッドに行かないでくれ」と説得することができるのならば…。