キンターナが7回無失点の好投で3勝目 カブスも3連勝

【ブリュワーズ0-3カブス】@リグリー・フィールド

現在連勝中のカブスはブリュワーズとの3連戦の3戦目を迎えた。日本時間4月29日の試合で先発マウンドに立ったホゼ・キンターナが武器の緩急を使った投球で相手打線を翻弄しわずか2安打に抑える好投を披露しチームを3連勝に導いた。

前回登板となったロッキーズ戦では勝利投手にこそなったものの、6回途中4失点の結果に終わったキンターナは今回の登板で長いイニングを投げたいところ。初回は3者凡退スタートを切ると3回までヒットを許さず序盤を終えている。対するブリュワーズの先発、ジュニア・ゲラは試合前まで防御率0.56と驚異的な成績を残しているだけあって2回まではカブス打線を無安打に抑えていった。

試合が動いたのは3回のカブスの攻撃。2死からアルバート・アルモーラJr.がヒットで出塁すると続くハビアー・バイエズのツーベースで先制する。援護点をもらったキンターナは4回の先頭打者、ロレンゾ・ケインに出塁を許すも後続を抑えて無失点、7回まで投げて103球、2安打7奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。この日も自慢の制球力が冴えて与えた四球はわずかに1つのみという先発としての役割を果たしてリリーフ陣に後を託した。キンターナの好投に奮起した打線は7回に無死二・三塁から代打、トミー・ラステラのタイムリーで2点を追加した。

カブスが3点のリードを守り試合終了。ブリュワーズは先発のゲラが6回3安打1失点と好投するも打線はカブスリリーフ陣からヒットを打つことができず、チームは3連敗となった。

© MLB Advanced Media, LP.