ガスリー「入賞できたはずのレースだったが、ストレートで防御できず、最後には事故も」トロロッソ・ホンダ F1アゼルバイジャンGP日曜

 2018年F1アゼルバイジャンGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは12位だった。
 ガスリーは17番手からウルトラソフトタイヤで決勝をスタート。1周目にクラッシュが起きてセーフティカーが出動する荒れた展開のなか、9番手に上がり、リスタートで7番手に浮上する。しかしその後、徐々に順位を下げ、12周目にソフトタイヤに交換、最後尾に落ちた。

 レース終盤にレッドブルの2台がクラッシュしてセーフティカーが再び出動したため、ガスリーはピットストップし、ウルトラソフトに換えて11番手に順位を上げた。しかし残り5周でリスタートした後、ケビン・マグヌッセンとの接触事故に遭い、その影響で12番手に後退した。
 マグヌッセンは、この接触を引き起こしたとして、10秒加算のタイムペナルティを受けている。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=12位
 スタートは本当によく、最初の1周で17番手からトップ10圏内までポジションアップできたが、それをキープするのにとても苦労した。

 ストレートで背後から来るマシンを抑え切ることができず、たくさんのマシンにオーバーテイクされた。本当に難しかったよ。

 最後のセーフティカー後のリスタートで、マグヌッセンとの接触があり、壁に追いやられてしまい、フロアの半分とミラーが破損し、ステアリングも曲がってしまった。

 今日はたくさんリタイアが出たので、あの接触がなければポイント圏内に入れたと思う。それだけに本当に悔しい。

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