「こどもの日」を前に、かしわ餅を手作りする教室が29日、伊勢原市東大竹の中央公民館で開かれた。
例年、カシワの葉が育つ6月に開いていたが、宅地化が進み、市内で葉を集めるのが困難に。今年から市販品を使うこととし、こどもの日に合わせて開催を前倒しした。
講師は、市内在住で食品会社OBの男性(84)。参加者は上新粉ともち米を使って生地を作り、めん棒で延ばした。あんを入れて葉で包み、蒸し上げて完成させた。
昨年に続き2回目の参加となった市内の小学1年生の女子児童(6)は「とても楽しかった」と話していた。