5月スタートのきょうも晴れる所が多く、関東や東海を中心に30℃以上の真夏日になる所がありそうだ。
ただ、天気は西から崩れてきて、九州ではきょうから雨となる見通し。
あす2日(水)は西日本で、3日(木)は全国的に雨と風が強まり、荒れた天気となるおそれがあるため、注意が必要となる。
季節外れの暑さ 関東・東海は真夏日も
きょうも晴れる所が多く、各地で季節外れの暑さが続く。
気温は東北南部から沖縄にかけての広い範囲で25℃を超えて、6月から7月並みの陽気となる見込みだ。
特に気温が上がりそうなのが関東北部や東海地方で、今年はじめての真夏日になる所もある見通し。
一方、北海道ではきのう、女満別などで記録的な暑さとなったが、きょうは各地で20℃を下回る予想。
〈きょう1日の予想最高気温〉
30℃ 熊谷・秩父・甲府・名古屋・与那国島
29℃ 前橋・さいたま・岐阜・京都・日田(大分県)・石垣島
28℃ 宇都宮・千葉・横浜・奈良・岡山・那覇など
西から雨雲 あす2日は西日本で荒天に
晴れる所が多いものの、西から前線が近づくため、天気は下り坂に向かっている。
鹿児島など九州南部では昼前には雨が降り出し、福岡など九州北部でも夜には雨雲かかってくる見込みだ。
日付が変わる頃には、四国や中国地方の一部でも雨の降りだす所がある見通し。
この雨雲は次第に東へと広がるため、あす2日の午前中には西日本の広い範囲で雨となりそうだ。
局地的に雷を伴って非常に激しい雨となり、風も強まるため、荒れた天気となるおそれがある。
3日は全国的に大荒れのおそれ
前線や前線上に発生する低気圧が日本海を進む影響で、雨の範囲は次第に東へと広がってくる。
あすの夜には東海まで雨雲がかかり、あさって3日には全国的に雨となる見込みだ。
低気圧の発達に伴って風も強まるため、大荒れの天気となるおそれがある。
あす2日からあさって3日にかけては、全国的に土砂災害や河川の増水、氾濫、強風、高波に注意が必要だ。(気象予報士・多胡 安那)