ラミレスが2度の勝ち越し打 インディアンス連敗ストップ

【レンジャーズ5-7インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

先発のトレバー・バウアーが1点リードの7回表に同点弾を被弾したインディアンスだったが、直後の7回裏に3番打者、ホゼ・ラミレスのタイムリーで勝ち越しに成功。8回表にリリーフ陣が打たれ、レンジャーズに逆転を許してしまったものの、その裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリーで追い付き、再びラミレスが勝ち越し打を放ってリードを奪うことに成功した。リリーフ陣が不安定なピッチングに終始したインディアンスだったが、7対5でなんとか逃げ切り。3試合ぶりの勝利で今季初の3連敗を回避した。

マリナーズ4連戦を1勝3敗の負け越しで終え、今日からレンジャーズとの3連戦を戦うインディアンス。5回裏にジェイソン・キプニスが勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、バウアーが7回途中まで11奪三振の好投を続けていたものの、7回表二死からロビンソン・チリーノスに6号同点ソロを浴び、試合は2対2の同点で7回裏に突入した。

7回裏、インディアンスはレンジャーズ3番手のアレックス・クラウディオにリンドーア、キプニス、ラミレスが3連打を浴びせ、あっという間に勝ち越しに成功。ところが、その後のチャンスを併殺などで潰し、8回表にはジュリクソン・プロファーとノマー・マザーラの連続タイムリー二塁打で逆転を許したため、本拠地プログレッシブ・フィールドには嫌な雰囲気が漂い始めた。

しかし、インディアンスはレンジャーズ5番手のクリス・マーティンを攻め、8回裏一死一、二塁からリンドーアのタイムリーで同点。二死後にラミレスが右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。さらにヨンダー・アロンゾにもタイムリーが飛び出してリードを3点に広げ、その後のインディアンスの反撃を1点に抑えて試合終了。最後の打者、ジョーイ・ギャロを見逃し三振に仕留めたジェフ・ベリボーが4年ぶりとなるメジャー通算2セーブ目をマークした。

試合終盤までもつれたインディアンスは連敗を2でストップ。逆に、8回表に奪ったリードを守れなかったレンジャーズは2連敗となった。

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