三塁打のブライアントが決勝ホームイン カブス接戦制す

【ロッキーズ2-3カブス】@リグリー・フィールド

日本時間4月23日のロッキーズ戦で頭部に死球を受けたあと、4試合を欠場したクリス・ブライアント(カブス)は、日本時間4月29日のブリュワーズ戦で戦列に復帰。ところが、復帰後は9打数連続ノーヒットに終わっていた。しかし、日本時間5月1日のロッキーズ戦、6回裏の先頭打者として迎えた第3打席で放った復帰後初安打となる左翼フェンス直撃の三塁打が、チームを勝利に導く大きな一打となった。ブライアントは次打者アンソニー・リゾーの内野ゴロの間に生還し、これが決勝点に。カブス2番手のルーク・ファレルは1回1/3を無失点に抑え、記念すべきメジャー初勝利をマークした。

カイル・フリーランド(ロッキーズ:7回3失点)とジョン・レスター(カブス:6回途中2失点)の両先発が好投し、ロースコアの接戦となったこの試合。カブスが2回裏にアディソン・ラッセルのタイムリーで先制し、5回表にロッキーズがチャーリー・ブラックモンとノーラン・アレナードのタイムリーで逆転に成功したものの、直後の5回裏にカブスがアルバート・アルモーラJr.のタイムリーで追い付き、2対2の同点で6回裏を迎えた。カブスは先頭のブライアントが三塁打を放ってチャンスを作り、続くリゾーが内野ゴロでブライアントをホームに迎え入れて勝ち越しに成功。このリードをファレルからペドロ・ストロップ、ブライアン・ダンシング、スティーブ・シーシェックと繋いで守り抜いた。なお、9回表一死から登板して試合を締めくくったシーシェックには今季初セーブが記録されている。

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