メクル第270号 海水浴場 力を合わせ清掃 根獅子小児童と平戸高生

 長崎県平戸市の市立根獅子(ねしこ)小の児童と県立平戸高(ひらどこう)の生徒計132人が18日、同市大石脇(おおいしわき)町の根獅子海水浴場を清掃(せいそう)しました。
 交流授業(じゅぎょう)の一環(いっかん)。根獅子海水浴場は白い砂浜(すなはま)と透明度(とうめいど)の高い遠浅の海が広がり、夏には多くの観光客がおとずれます。児童と生徒は協力しながら、発泡(はっぽう)スチロールやペットボトルのふたなどを約20分間にわたって丁寧(ていねい)に拾い集めました。
 清掃活動の前には近くの公園で、高校生が腰(こし)に着けたリボンを小学生が追いかけて奪(うば)うゲームで盛(も)り上がりました。根獅子小1年の川嶋香里菜(かわしまかりな)さん(6)は「お兄さん、お姉さんがやさしくて楽しかった。また一緒(いっしょ)に遊びたい」、同6年の村田美紀(むらたみき)さん(12)は「普段(ふだん)、高校生と交流することがないので、とてもいい経験(けいけん)になった」と笑顔で話しました。

協力してごみを拾う児童と生徒=長崎県平戸市、根獅子海水浴場

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